他院で「抜歯」と言われた方、
その歯周病、当院が「改善」します。
ドクターを指導するインストラクターが、あなたの歯周病を
改善させます。
- 「根面被覆術」:下がってしまった歯肉を「元に戻す」治療法
- 「歯周組織再生療法」:歯周病の進行で溶けてしまった骨を「再生」させます
当院では「歯周病治療」を行う際、
「ドクター向けの講師」をしている「院長」が治療を担当します。
- SBC(Surgical Basic Course 歯周形成外科コース)常任講師
- TRUST&SBC合同講演会 講師
- レーザーハンズオンセミナー 講師
- GBR・インプラントリカバリー インストラクター
当院では通常の歯周治療、
歯周病治療はもちろんのこと、
難易度の高い症例の治療を行っております。
歯周病を完治させたい方、歯周病が進行し歯がグラグラしてしまっている方、
下がった歯肉を元に戻したい方など、
当院で解決できるかもしれません。
ぜひ一度ご相談ください。
健康で美しい歯肉の改善へ
「根面被覆術」で
下がってしまった歯肉を取り戻します。
下がってしまった歯肉を「元に戻す」治療法 – 根面被覆術 (歯周形成外科)
左の写真のように、歯肉が下がってしまい歯の根の部分が露出してしまっているケースがあります。
このような状態の場合、見た目が良くないことはもちろんのこと、「歯の根が露出」することによって「知覚過敏」になってしまう可能性、また根の部分は柔らかくデリケートなため「虫歯になりやすい」状態になってしまいます。
このようになってしまう原因は様々ですが、
- 過度のブラッシング
- もともと歯肉と骨が薄い
- 噛みあわせのバランスが悪い
- 矯正治療によるもの
などが挙げられます。
当院では、下がっている歯肉を出来るだけ元の状態に戻す、根面被覆術(上顎からの歯肉を治療部位に移植する方法)を行っております。
※虫歯になる前に治療をお受けいただくことをおすすめします。
虫歯になってしまってからでは適応外となることがあります。
※歯周病によって歯茎が下がってしまっているケースは適応外となることがあります。
「根面被覆術」のよくある質問
- 手術はどんなことをするんですか?
- 歯ぐきの移植をします。
上の歯の裏側から自分の歯ぐきの一部を採取して、下がった部分に貼り付けて縫います。
自分の歯ぐきなので拒絶反応がないですし、採取した部分の歯ぐきも元通りに再生します。
- 手術は痛いですか?
- 歯ぐきの手術自体は麻酔をするので痛くありません。
歯ぐきが下がっている側は手術後も痛みは少ないです。
ただ、歯ぐきを採取した口蓋側の歯ぐきは術後2週間くらいヒリヒリした違和感は出ることがあります。
熱いもの、辛いもの、酸味のある飲み物や食べ物を避けていただきます。
- 手術はどんな人でもできるのですか?
- タバコを吸っている方、血圧が高い方、糖尿病や心臓病など慢性疾患をお持ちの方、また妊娠中の方は手術を行うことはできません。
- 手術は普通の歯医者さんでもできるんですか?それとも口腔外科に行かないとダメですか?
- 普通の歯医者さんでも口腔外科でもできません。
そもそも歯ぐきの再生手術を行なっている歯医者さんは多くありません。特に歯ぐき下がりの手術は歯周形成外科という特殊な手術なので、通常の口腔外科でも行なっていません。
- 治療期間はどれくらいですか?
- 基本的には手術は1回、歯肉退縮が大きい場合程度によっては2回に分けて手術を行うケースがあります。
術後、口蓋側は1週間後に抜糸、術部位(歯ぐきが下がっている側)は2週間後に抜糸をします。
術後3か月程度で経過観察期間を終了としています。
- 費用はいくらですか?
- 1本 110,000円(税込)です。
抜歯するしかありません…
重度の歯周病で、他院で
そのように言われた方でも
「歯周組織再生療法」により
失われた歯周組織・骨を再生させます。
歯周病の進行で溶けてしまった骨を「再生」させる治療法 – 歯周組織再生療法
骨が溶けてしまっている状態
歯周病治療が進行すると「歯がグラグラしてくる」と聞いたことがあると思います。
これは、歯周病菌が原因で顎の骨がどんどん溶け、歯をしっかり支えられなくなったために起こる症状です。そのままにしていると、ある日突然「ポロッ」と歯が抜け落ちてしまいます。
溶けてしまっている場合元に戻せるの?
一度溶けてしまった歯が自然に元に戻ることはありません。
また、通常の歯科医院で行っているクリーニングなど一般的な歯周病治療でも溶けた歯槽骨をもとに戻すことはできないことがほとんどです。
そのようなケースの場合、当院が行っている「歯周組織再生療法」によって、歯周病によって溶けてしまった歯槽骨を再生させることが可能です。
「歯周組織再生療法」のよくある質問
- どんな状態でも骨の再生は可能でしょうか?
- 骨の再生が適応となるケースは限られています。すべての状態で可能というわけではありません。可能かどうかはいろいろな条件によって変わってきますので、まずは詳しく検査してみる必要があります。
- 再生治療をすれば、歯周病は完治するのでしょうか?
- 歯周病の完治とは、歯茎や歯槽骨の環境を整え、再度歯周病にならないようにすることです。
再生治療を行うと、歯周病の状態は改善されますが、歯周ポケットが残ってしまうことがあり、その場合歯周ポケットを除去するための処置を行う必要があります。また、歯周病が完治することはないので、歯周病菌のすみかを作らないようにするために、定期的なメインテナンスが欠かせません。
- 歯周組織再生療法は痛いですか?
- 手術の時は麻酔をするので痛くないです。
手術後も、痛み止めのお薬を飲んでいたら治まる程度の痛みしか出ません。通常2、3日で治ります。ただし腫れる場合や内出血などが起こる場合もありますので術後2週間は安静にしていただくことが必要です。
- 治療期間はどれくらいですか?
- 約10ヶ月程度かかります。
但し、最初の手術で7~8割くらいまず再生をし、残り2~3割を再生するために二次手術が必要な場合が多いです。
- 費用はいくらですか?
- 1本 110,000円(税込)となります。
コラム本当は怖い「歯周病」という「やまい」
あまり知られていない事ですが、歯周病はお口の中だけでなく、全身疾患との関係性もあります。関連性が報告されているものとして次のものがあります。
歯周病との関係でよく言われているのが「糖尿病」「心臓病」「早産」です。
糖尿病との関係性
重度の歯周病の場合、軽度の人に比べ2年後に糖尿病が悪化している率が5倍高くなります。
心臓病との関係性
歯周病菌の作り出す物質が血液中に流れ動脈硬化を起こすのではないのかと考えられており、心筋梗塞や狭心症を引き起こす原因となります。
健康な人に比べ心臓病発症の危険率が2.8倍と言われています。
早産・低体重児との関係
低体重児を出産した母親の方が健康な母親と比べ歯周病が進行していたという報告があります。
また、妊娠中の歯周病をそのままにしておくと早産の確率が高まります。
他にも「肺炎」「脳卒中」「認知症」などとの関連性が指摘されています。
研究が進み、今や歯周病は、お口の中だけの病気ではないというのが専門家の共通認識です。「歯周病=歯を失う」という認識ではなく「歯周病=命にかかわる場合もある」という認識の転換が必要です。